LIKE ! 出展写真「Like as...(4組中の1組め)」

少し時間が経ちましたが、出展した写真についても書きとめておきます。

1/4 "Inverse S" - 427FOTO workshop exhibition vol.6 "LIKE!"
「逆S字」


グループ展でのタイトル「LIKE!」が決まった後も、さぁてどうしたモノかな、と解釈考えていたのですね。集まって話していたときはもうばっちりFacebookのシンボルでもあることもあって時節がらちょうど良いかな、というまとまりだったのですが、、という文脈はさておき、自分から発する言葉としてLike使うとしたら、人に説明するときの例えにつかったりといった、似てるの[Like]だったのです。
で、似てる・似せるとすれば、ワークショップでのポートレイトまわりで受けたことを活かしてみつつ、自分がもともと好きで撮っている街や風景の写真とも何かしら重ねられたりしてそっちも活かせる、と、ちゃっかりアイデアが繋がりそうだったので試行錯誤できそう、と考えて進め始めておりました。写真は光を記録するモノという観点でも、光を似せる、という点で工夫する・作ってみるというのは良さそうだ、という考えもありましたし。

・・・その試行錯誤のあたりはまた別の展示写真の説明の時にでも書くとして、上の写真のように東京の道路を夜に撮っているというのは考えがありまして。街の中でのいろんな歴史や、土地的・地形的制約のあった中でひかれている道の形自体に人としての営みが見いだせるのかな、と思っているところと、それを車が通ることでヘッドライト・テールランプにより線を強調されるところがプラスアルファの人の活動的なものも入ってきて面白い、綺麗なことだなと感じているのを写真としておさめたいと思っているからなのです。このあたりは今となっては展示も終わっての後付け説明なのかもしれないのですが、自分としては展示を経て、見てくれた人だったり、手伝ってもらったり評価してもらったりの上でもらった言葉を自分が受けた上で、改めて考えがはっきりしたのかな、とも思っております。

そんな人の介在する線としての夜景写真と、人体の綺麗だなと感じているラインを同じように強調してみよう、として狙ってみました。