日立目白クラブ公開
特別公開がありましたので、見に行ってきました。
東京都選定歴史的建造物(日立目白クラブ)を特別公開|東京都
ちょうど台風が関東にも近づいた日でしたが、昼過ぎにはおよそ落ち着きまして。
特徴的な連続の縦長アーチ窓。門のところの石埋め装飾もかわいらしいさもあり素敵。
そのアーチ窓からの光がたっぷり入って、明るい空間な階段ホール。こういうモダンな洋館の階段っていいですよねぇ。
この日の内部公開は本館のみでしたが、他室内写真も含めていくつか→ 2013.09.16日立目白クラブ - a set on Flickr
さてちょっと余談気味になりますが、立地としては目白大地の南端部分に差し掛かる土地を使って建てられており、宿舎などからの眺めも良かったのではないでしょうかねぇ。裏手側に回ってみようとしたところ、一気に階段で下って、さらに下り坂の道に出る形に。
そして降りたところから見上げると、現状では台地の際は日立の寮が並んでいるのでした。
なお、建物や設計の権藤要吉さんについてちょっと調べていたら、綺麗な水彩塗りスケッチ書かれてる方のページを見つけました。
目白日立クラブ(学習院 旧 昭和寮)
(山田鎭雄建築設計事務所のホームページ より)
こちらにも書かれてますが、目白駅側から日立目白クラブに向かう道、目白クラブからまっすぐ道が伸びているのですが、途中大きな木が、まさに道の真ん中にあります。
近衛邸の車寄せ(馬寄せ?)ロータリーがあった場所をそのまま残しているそうですが、このあたりの住宅街が静かで落ち着いた雰囲気になっているのに一役買っていそうな印象です。台風の後だったというのもあるかもしれませんが、山手線の線路からそう遠くなかったり、目白通りにも近いのですが、一本入ったこのエリアはあまり飛ばす車やバイクもおらず、穏やかな街でした。